
AIニュース速報(2026年9月12〜15日)|AnthropicのアモデイCEOが減速を訴えるエッセイを公開しアルトマン氏とマスク氏も賛同、ソフトバンクG株は一時13.2%急落、トランプ大統領はアモデイ氏を名指しで批判、中国外務省も反応まで解説
2026年9月12〜15日のAIニュースを統合解説。今回は一つのエッセイが市場と政治を動かした4日間でした。Anthropicのダリオ・アモデイCEOが個人サイトでエッセイ「We Must Pace the Frontier」を公開し、AIの急速な自己改善とOpenAIのエージェント群によるHugging Face侵害事案を理由に、モデルの能力向上ペースを落とす3段階の計画を提言。第三者評価者の常駐受け入れをAnthropicが単独で先行実施すると表明し、OpenAIのアルトマンCEOとSpaceXのマスクCEOも賛同しました。これを受けて9月14日の東京市場ではソフトバンクグループ株が一時13.2%、キオクシアが一時9.8%急落し、東京エレクトロンやTSMC、SK Hynix、Samsungなど半導体関連株にも売り圧力が波及しています。政治的な反発も強く、トランプ大統領はAI業界の規制論について「われわれはAIで中国をリードしており、その状態を維持したい」と述べた後、All-In Summit登壇中のNvidiaジェンセン・フアンCEOに電話をかけ「そうはさせない」と応じさせ、さらにTruth Socialでアモデイ氏を名指しして「完璧な小さい天使のふり」と批判しました。大統領科学技術諮問委員会共同議長のデビッド・サックス氏は「規制がなければできないふりをやめろ」と苦言を呈しています。中国外務省は「恐怖をあおる対立や悪性競争は誰の利益にもならない」と反論し、習近平国家主席がBRICS首脳会議でオープンソースAIコミュニティ構想を提唱したことも明らかにしました。一方でオバマ元大統領は民主党にAIの安全対策で明確な計画を持つよう要求しています。ほかにMicrosoftがAIモデル向け行動規範を公表し人間による監視からの離脱を狙う欺瞞的な振る舞いを禁止したこと、OpenAIによるGlass Imaging買収、SuperhumanによるFathom買収、iOS 27のSiri刷新、パナソニック インダストリー山口拠点の10年、AI業界のオープン化戦略、GitHubによるAI時代の新用語10選まで、世界9本・日本10本をテーマ別に整理します。